人生の土台・宮本武蔵の言葉

新入社員の皆様、ご入社おめでとうございます。

私は、以前、ブライダル会社の建築部に所属をしていました。

紙の図面から、すばらしい結婚式場が建っていく過程を見てきました。

一番、時間、力を入れるところはどこか。

土台、基礎の部分です。

ここが盤石でないと、どんなに立派な建物も崩れてしまいます。

大きな木も、根が深く、広く、強く、張らなければ、簡単に折れてしまいます。

希望、期待、不安、様々な気持ちをかかえ、社会人としてスタートを切った皆さん。

一番大事なのは、この「土台」です。

どうか、これから経験するひとつひとつ、

失敗も、成功も、すべて「糧」にして、

すべてが、「土台」になっていることを信じてほしい。

私が、20代から欠かさず手帳に書いているのは、宮本武蔵の言葉。

「あれになろう これになろうと焦るより

富士のように黙って自分を動かないものに作りあげろ

世間に媚びずに、世間から仰がれるようになれば、自然と自分の値うちは

世の人が決めてくれる」という言葉です。

(吉川英治・小説より)

富士のような揺るぎない自分をつくるには、土台が大事です。

この研修で、もちろん技術や知識も伝えています。

でも何より、一番得てほしいことは、

「失敗を恐れない心」「行動を変える素直さ」です。

現場に入ったときに、職場のみなさんの信頼を勝ち取れるように、

めげない心を培えるように、自信をもってスタートを切れるように、

失敗を恐れない勇気をもてるように・・・

私も、熱が入ります。

だからこそ、私の失敗談も、本音もたくさん話し、

二度とないこの時間を真剣勝負の時間にしています。

6日間連日の研修、心をこめて取り組みます。

 

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