日本において、名刺交換は、「カード交換」ではなく、

「分身」として名刺を大切に扱う文化があります。

そもそも名刺交換ってどんな場面で行なうかというと、初対面で渡すもの。

今後、関係を築きたいか、信頼できそうか、印象を決める重要な場面なのです。

以前、私は婚礼司会者をしておりました。当日の進行もさることながら、

実は名刺交換時にかなりの神経を使いました。

これから人生の大イベントをこの司会者にお願いしたいかが決まる瞬間だからです。

このように渡し方も非常に大切ですが、名刺交換はここで終わりではありません。

“もたつかずにスマートに出し、笑顔で、相手に響く自己紹介を絡めて、渡す”

その後が、実は肝心です

「置き方」「しまい方」って無意識が出やすいところで、意外に気になるポイントなのです。

先日、ある責任者とお会いしたときに、私が渡した名刺が斜めに適当に置かれ、

書類に埋もれ、あげくの果てに、パンフレットを上に置かれ・・・

しまうときも、わしづかみで、そんな一連の動作に、今後のやりとりが少し不安になりました。

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「一呼吸」「一手間」が、印象として相手にダイレクトにつながります。

そろそろ商談も終わるころ、名刺をしまう際に、“頂戴いたします”などの言葉を添えて

「一度動作を止めて」

「改めて、笑顔で相手の顔をみて」お礼の挨拶をします。

 

“細部まで、最後まで、丁寧だな。きっと仕事も丁寧なんだろうな”と

ぐんと好感がアップし、余韻を残します。

名刺は、交換した後に心を込められるかがワンランク上の名刺交換。

簡単で、当たり前のことですが、

「最後に」この“一呼吸”ができると印象が大きく変わりますよ。